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主に音楽のこと。 漬け置き洗い的なものを抜粋して。 サブにしてアンテナ機能。
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そろそろ記憶が薄れ始めてきました・・・
が。
覚えてる限り、書きたいと思います。


一曲目、Singからスタート。
田中はアコギ、西川さんはテレキャス、金やんはSGベースを使っていたと思います。
イントロのキーボードの音が鳴った瞬間から、すっかり音楽の世界にどっぷりと浸かってしまう、そんな雰囲気。
たまんないです。こういう曲はバインにしか作れないです。
ベース一発目の音を出した直後、エフェクターのつまみを捻ってました。音量変化があったんでたぶんコンプレッサか何かだと思うんですが。
セッティングミスだったんでしょうか?まあ然程気になることではなかったです。
さてバンドの音も加わったことだし兄貴を観るかと思い顔をそちらに向けても、ちょww兄貴見えないwwww
どうやら座ってエフェクターをいじりながら弾いてたようです。
後ろから照明が当たるとアンプの影に隠れて全く見えなかったです。どこにいんの!?って探しまくったくらい。
別に見えなくてもいいよ、きちんと音出すほうが大事だし、な姿勢ね、惚れますねwww
アコギをジャズマスに、SGベースをいつもの黒いベースに持ち替え、CORE。
絡む二つのギターの音に酔ってしまいます。
ほわーんと気持ちよくなっちゃう。
長くゆるやかに伸びるボーカルにゴリゴリの低音と重めのドラムが加わって、もうたまんねえよおおおと、ひたすらに音に酔いしれちゃいました。
高音で多少耳がキンキンする部分もありましたが、田中は元々厚みのあるボーカルなので、ボーカルの安定域ではそれが気になることもなく、圧倒的な声に聞き惚れることができました。
後半の『ラ~ララ~』と音階をなぞっていく部分をアレンジして歌ってました。
間髪入れず、今ではもうすっかり定番曲になったスレドニ・ヴァシュター。
西川さんのギターがたまらない。かっこいいとしか表現できん。
ジャズマスとテレキャスの組み合わせ、出過ぎないバッキングときっちりと抜けたリードの音にぞわぞわと鳥肌が立ちました。
ベースとリズムギターのユニゾンをバックにしたリードギターソロ。昇天するくらいの気持ちよさです。
「どうも、GRAPEVINEです」と挨拶をしてから「たこ焼き野郎ども!!!」とフロアに呼びかける田中。
ご当地モノを客の代名詞に置き換えるのは、もうお馴染みですね。
田中がSGに持ち替えてのSuffer The Child。
しっとり目の綺麗なバラードからファンク寄りな曲も歌いこなせてしまう田中の歌唱力には毎回驚かされます。
ギターを弾きながらあそこまで完璧に、そして自由にアレンジを加えて歌っちゃってることがすでに凄いんですが、それがさも当たり前になっちゃってることに改めて衝撃を受けました。
地面を這うようなゴリゴリベースラインが軸になる冥王星。
ジャキっとしたギターに、ぽわわ~んとしたキーボードの音。
ボーカルの音量にバラつきが多々あり、そこがちょっと気になった、かな?
今までは田中がテレキャスやジャズマス、西川さんがレスポールを使っていたジュブナイル、今回は田中がSGで西川さんがテレキャスでしたね。
その分、今までよりもイントロのリードギターの音がよく抜けて聴こえました。
アタックの感じがとても心地よい、かっこいいんです。
CDよりも少し速めで、ちょっと走りすぎかな?とも感じたんですが、それはそれでかっこよかったです。
明るめなキャッチーな曲にこんなに切ない歌詞を乗せるなんて、卑怯!
ここで一旦楽器交換。
田中はテレキャスに、西川さんはレスポールに、金やんは白のベース(フレベなのかジャズベなのか確認できず)に持ち替え。
そしてステージには椅子が運ばれてくる。
あれ?と思っていたら、「敬老の日以降のライブでは金やんに椅子を用意してあります」だそうですw
後日知ったんですが、9月からのライブ期間に金やんは怪我をされていたようで、椅子に座ったのはそのためだったのかもしれないです。
MCは「今回のアルバムにはストーリー性の高い曲が入っているので、(歌詞を自分と重ね合わせて)聴いててしんどいと思う人もいるかと思いますが(笑)、イメージを想像しながら聴いてください」
こんな感じの内容でした。
そしてここから大人の、ディープな時間がスタート。
想うということのイントロが聴こえて、フロアはうわー!っと湧き上がりました。
個人的に、これにはとても感動しました。
バンドのレベルが上がった今、昔の曲もやってくれるバンド側に感謝。
ズシンとしたドラムの音が目立つAメロとBメロから、ぐわっと盛り上がるサビという展開のこの曲。
切ない歌詞が、とても心に痛かった。
先に、このディープな時間の流れを言うと。
指先、スラップスティック、鏡、エレウテリア、また始めるために、ランチェロ’58、Two、Wants
でした。
バインの曲を知っている人なら分かると思うんですが、どれも切ない歌詞とアレンジじゃないですか。
ぶっちゃけ、指先のイントロで既に、『もうやめて!羊のライフはもうゼロよ!!!!』っていう状態でした・・・
ただただ曲の世界に酔いしれ心を重ねる。
そういう聴き方しか出来なかったです。まだ、甘いよ自分・・・
指先の間奏のギターソロ、すっごい良い音だあと本日何回目になるのか、本当に感動。
倦怠期真っ只中、全てが空回りして徐々に破綻に向かうスラップスティック。
坂の途中のような重苦しい雰囲気を備えたエレウテリア。
この3曲が個人的に一番やばかったです。
ディープな時間で金やんはずっと指弾き。
そのためにゴリゴリ度が減っていて、重みのあるドラムと合わさっても、低音がきつ過ぎると感じることはなかったです。
レスポールでの単音リフにきっちりと鳴ったコードバッキング。
本当に、この時間は素晴らしかった。バランスは完璧です。
当たり前ですが、感情を込めて歌っているのが伝わってきたし、曲それぞれの持つ世界観を表現する演奏でした。
完全に、『大人向け』って感じでした。
あと、Twoのアウトロで西川さんはリバーブがかかりまくった、不協和音みたいな音を鳴らしていたんですが、あれはちょっと、どうだろう?と感じました・・・
音はかっこよかったんですけど、意図がちょっと掴みにくかったです。
田中がアコギを持ってのWantsが終わり、一言「戻ってこーい!」。
私もそうだったんですが、曲の世界にどこか遠く旅立っちゃってるお客さんたちが多かった気がしますw

後半戦はちょっとアッパーな曲がメイン。
酒が入った状態で録音したという女たち。
淡々としたリズムにどこか抜けたような音色が加わって、さっきまでの重たい雰囲気から一変。
ゴジラのオマージュ?のアウトロのキーボードも長めに引っ張り、雰囲気をガラッと変えるために一役買ってた感じでしょうか。
アンチ・ハレルヤは「若い頃には分からなかったことが分かりかけてきた」みたいな、きっと今の心情なんでしょう、歌詞を差し替えて歌ってました。
こういうアレンジを当たり前にやってのける歌唱力とライブ力に驚きです。
カッティングも軽く、フロアを乗らせる曲です。
フラニーと同意は、まず、よくあのリフを弾きながら歌えるよなってところにびっくりしちゃうんです。
めっちゃんこギター上手いです、田中。
これは一番最初のAメロで2本のギターとベースがユニゾンするんですけども、決まりまくってました。
違う音同士が上手く絡み合うというか・・・
とにかくかっこいいんです!!!w
こんなにかっこいい曲なのに、歌詞はかんなり酷いこと歌ってるんですよねw
でもそういうところが好きです!
イサオスキーもテレキャスを持ってのFLY。
徐々に高まっていくイントロに、ぞわぞわと鳥肌が立つ。
高揚していく感じがCDの何倍以上も演奏に表れていて、そこに乗っかる芯のあるボーカル。
あの盛り上がり、一体感はライブでしか体験できないです。
その高揚感を残したまま超えるに突入して、フロアは最高潮のテンション。
ジャキジャキとカッティングが入ったバッキングに、レスポールの太目の音。
ずっしりと一音一音を置いていくようなドラムにも鳥肌。
すごく、広がりのある音。
少し間を置いて、本編最後に持ってきたGlare。
これにはさすがにうるっときました。
アナザーワールドのような音色にLambのような雰囲気を混ぜた曲に、どっぷり意識を持っていかれました。

メンバーがステージからはけ、当たり前のようにアンコールの拍手が沸く。
照明スタッフさんがライトをいじって会場を遊ばせる。
こういう心意気、素敵。

ステージにメンバーが出てくる。
「昨日で11周年を迎えました」というMCに、改めて拍手が起きました。
アンコール一発目は公園まで。
これはとても嬉しい!!!
想うということもそうだったんですが、今のバンド状態で昔の曲を聴けるのは、ライブならではのことですから。
曲が終わり、このツアーでは恒例になってるんでしょうかね、金やんの本日のおやつタイム。
本日のおやつは、フーセンの実。
お客さんにそれをばら撒きし、「もらったやつは来年も来いよ」と田中がしつこく言ってましたw
金やんが投げたガムを田中は見事に口キャッチ。名古屋と続けての成功だそう。
で、このケースを使って金やんがマイクの前でシャカシャカとリズムを取り始めました。
フロアは、何何?みたいな感じでそれを眺めてます。
金やんはシャカシャカし続けてるんですが、田中「・・・ちょっと遅いw」だそうで。
ここでも場がほんわかしましたw
改めてシャカシャカし始めて、報道のイントロがスタート。
歌うっめえなあ・・・と、この日何回同じことを思ったか・・・
そして、アウトロで「I'm Jamping Jack Flash~」と歌ったR&Rニアラズで〆。
西川さんがレスポールを弾き、「レスポールじゃなきゃノーノーロックンロールじゃない」という歌詞が乗っかるとね。
これはまさしくロックだわあって思ってしまいましたw

使い分けた楽器についてですが、バッキングにフロントっぽい音を入れたいときはジャズマス、ジャキっとした音を入れたいときにはSG。
こんな感じでしょうか。
ジャズマスとレスポールの組み合わせが個人的に一番良い感じでありました。
やはりテレキャスとレスポールとでお互いにコード弾いちゃうと、どうしてもテレキャスの音が勝っちゃうんですね。
なのでテレキャスは、西川さんがスライドバーを使ったり単音リフの曲だったり、な場合に多用していたと思います。
ギター2本のバランスは素晴らしかったです。
お腹が痛くなるような体に溜まる低音も、金やんが座って指弾きしてた時間が長かったので、いつもよりはマイルドであり全体的に良いバランスでした。
ただ、今回のライブは音響スタッフが悪かったような気がします。
ちょいちょいと、音量バランスが崩れる場面があって、そのたびに曲に集中することが出来なかったかなあ、と。
後半では何度かベースのハウリングも見られたし、高音域の音量が強すぎて耳がキンキン、酷いときはバチバチと鼓膜が鳴ることもありましたし。
田中は結構角が立っている声なので仕方ない部分はありますが、ここにシンバル連打が加わるとバチバチ言っちゃいます。
イサオスキーのキーボードの音やコーラスなど、私が居たフロア後方では細部の音が聴き取り辛かったです。
ただこういうことを言うのはバインだから、っていう点があります。
バインのライブの評価が悪かったら、たぶん日本中のほとんどのバンドはライブが下手ってことになっちゃうのでww
ほんっとうに良いライブでした。
切なくもあったし、楽しくもあったし、もちろん嬉しくもあった。
また、行きたいです。


Sing
CORE 田中→ジャズマス
スレドニ・ヴァシュター
Suffer the child
冥王星
ジュブナイル
想うということ
指先
スラップスティック

エレウテリア
また始まるために
ランチェロ '58
Two
Wants
女たち
アンチ・ハレルヤ
フラニーと同意
超える
Glare

公園まで
報道
R&Rニアラズ


もっとドラムのことが分かるようになりたいです(´・ω・`)
お粗末さまでした。
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