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春は、好きじゃない。
さよならしなきゃいけないものが、たくさんあるから。
春といえばお花見だけれど、ずっと桜も好きじゃなかった。
生まれずっと育ってきた街の桜は、季節を知らせてくれるものじゃなかったし、何よりも色が濁ってた。
灰色に見えた。
でも京都に住むようになって、本当に桜って綺麗なんだなってことを知って、ちょっとだけ好きになれた。
雪が降って肌寒い冬から、眠くなるような温かい日差しに変わる春に咲く。
春なんだねって思わせてくれる京都の桜は本当に綺麗。
それでも、やっぱり春は苦手だ。
心がざわざわする。
新しく始めなきゃいけないことがたくさんありすぎる。
大好きだった友人と別のクラスになってしまって、新しいクラスで違う友達を作らなきゃいけないのは、コミュニケーションが苦手な私にはとてもしんどかった。
新しい教科書、ノート、先生、クラスメイト。
私の両親はどっちも学校の先生をしてて、もちろん職場を異動することがある。
新しい職場での愚痴を、夕食のときだとか、宿題をしながら、聞く。
もっと、もっと、私には話したいことがたくさんあった。
全部、我慢した。
ぜんぶ。
だって、両親、大人だって言ってもやっぱり人間で、新しい場所に馴染むまでに辛いことが多いのは知ってたから。
今になって話せるようになっても、もう遅い。
あの時感じたこと全てを覚えてるわけじゃないし、あの時思ったことはあの時思った言葉であの時話さなきゃいけなかったんだ。
どうして言い出さなかったんだろう。
春になると、たくさん思い出す。
今年の春も、たくさんのさよならがあった。
3月の初め、あの日はまだまだ風が冷たかったけれど。
大好きなバンドの解散があって、そのことからたくさんのことを考えて、感じて、とても素晴らしいライブで。
でもやっぱり寂しいね。
そのライブで会った友人たちも、彼女は「また会えばいいじゃん」って言ったけれど、実際、会うのはあの日が最後だったんだろう。
Syrup16gというバンドが私たちの共通点で、いつも会うのはいつもライブハウスで、そのバンドが居なくなったということは、もうライブで会うことも無くなってしまった。
寂しい。
大学でも、サークルの先輩が卒業した。
それぞれの進路は知らないけれど、大学に行っても挨拶だとか下らない話はもう出来ない。
まだまだ私が1回生で、先が見えなくて、心細かったときに良くして貰った先輩たちだから、これもまた寂しいさよなら。
今年から私は4回生で、京都で見る桜も最後になるのかなあなんて思うと、ちょっと寂しい。(いや、留年という可能性が大きいけれどw)
いっぱい覚悟しなきゃいけない。
そんな感傷に浸ってる場合じゃないよ、自分の進路だとか将来を考えなきゃいけないよって、わかるけど知ってるけど。
心が落ち着かない。
新しく始めることが苦手な私だから、上手くやっていけるかとても心配。
心配しても何も始まらないけれど、心配なのは心配なんだよ!って、心が言う。
『いつもどおり』にやってきた毎日が『いつもどおり』じゃなくなってしまう。
何も変わらなくていいよ。
ずっと今のままでいいよ。
新しいものなんていらない。
でも、そうも言ってられない。
これは甘えだ。
変わらないものなんてないよ。
変わりたくなくても変わってく。
『いつもどおり』だからやってこれてたのに、変わってしまうのは、これもまた一つのさよなら。
『syrup16g』を聴きながらこれを書いてたんだけど、これって卒業アルバムみたいなアルバムだな。
収められた写真のどれも、みんな大抵笑顔でさ。
取り繕ったものもたくさんあってさ。
さよならを、終わりを前提に作られた笑顔のアルバムってさ、ちょっとだけ虚しくて寂しくて、でもやっぱり笑顔なんだね。
さよならするのが分かってるから、だから笑顔でいようって思うのかもしれない。
最後に泣いてたら、悲しいだけだもん。
あの日のライブで、最後には笑顔だったのって、そういう理由もあるのかな。
『あなたも素晴らしい日々であるように』
この歌詞に、ありがとうって思う。
4月から結婚を前提に新しく生活を始める、大好きな友人。
もう、会えないけど、どうか幸せに。
どうか元気で、普通の毎日を送ってくれたら、私は幸せです。
春が寂しいの、私はとてもよくわかる。
新しいものに踏み出すことがとても怖いって、私はよくわかる。
変わってしまうことの怖さとか不安とか、いつも私はそれで頭がいっぱいだから。
ちっぽけだなあって思って自分を責めてしまう気持ちがよくわかる。
だからあなたの傍に居たいと思ったんです。
何にも出来ないけれど、一緒に居たいって思うから。
だから、気が向いたらでいいから、呼んでください。
多分、鴨川沿いの桜は今週末には散り始めてしまう。
また春になったら、たくさんのことを思い出すんだろう。
色んな思いを抱えて、新しく始める季節、みんな元気だったらいいな。
さよならしなきゃいけないものが、たくさんあるから。
春といえばお花見だけれど、ずっと桜も好きじゃなかった。
生まれずっと育ってきた街の桜は、季節を知らせてくれるものじゃなかったし、何よりも色が濁ってた。
灰色に見えた。
でも京都に住むようになって、本当に桜って綺麗なんだなってことを知って、ちょっとだけ好きになれた。
雪が降って肌寒い冬から、眠くなるような温かい日差しに変わる春に咲く。
春なんだねって思わせてくれる京都の桜は本当に綺麗。
それでも、やっぱり春は苦手だ。
心がざわざわする。
新しく始めなきゃいけないことがたくさんありすぎる。
大好きだった友人と別のクラスになってしまって、新しいクラスで違う友達を作らなきゃいけないのは、コミュニケーションが苦手な私にはとてもしんどかった。
新しい教科書、ノート、先生、クラスメイト。
私の両親はどっちも学校の先生をしてて、もちろん職場を異動することがある。
新しい職場での愚痴を、夕食のときだとか、宿題をしながら、聞く。
もっと、もっと、私には話したいことがたくさんあった。
全部、我慢した。
ぜんぶ。
だって、両親、大人だって言ってもやっぱり人間で、新しい場所に馴染むまでに辛いことが多いのは知ってたから。
今になって話せるようになっても、もう遅い。
あの時感じたこと全てを覚えてるわけじゃないし、あの時思ったことはあの時思った言葉であの時話さなきゃいけなかったんだ。
どうして言い出さなかったんだろう。
春になると、たくさん思い出す。
今年の春も、たくさんのさよならがあった。
3月の初め、あの日はまだまだ風が冷たかったけれど。
大好きなバンドの解散があって、そのことからたくさんのことを考えて、感じて、とても素晴らしいライブで。
でもやっぱり寂しいね。
そのライブで会った友人たちも、彼女は「また会えばいいじゃん」って言ったけれど、実際、会うのはあの日が最後だったんだろう。
Syrup16gというバンドが私たちの共通点で、いつも会うのはいつもライブハウスで、そのバンドが居なくなったということは、もうライブで会うことも無くなってしまった。
寂しい。
大学でも、サークルの先輩が卒業した。
それぞれの進路は知らないけれど、大学に行っても挨拶だとか下らない話はもう出来ない。
まだまだ私が1回生で、先が見えなくて、心細かったときに良くして貰った先輩たちだから、これもまた寂しいさよなら。
今年から私は4回生で、京都で見る桜も最後になるのかなあなんて思うと、ちょっと寂しい。(いや、留年という可能性が大きいけれどw)
いっぱい覚悟しなきゃいけない。
そんな感傷に浸ってる場合じゃないよ、自分の進路だとか将来を考えなきゃいけないよって、わかるけど知ってるけど。
心が落ち着かない。
新しく始めることが苦手な私だから、上手くやっていけるかとても心配。
心配しても何も始まらないけれど、心配なのは心配なんだよ!って、心が言う。
『いつもどおり』にやってきた毎日が『いつもどおり』じゃなくなってしまう。
何も変わらなくていいよ。
ずっと今のままでいいよ。
新しいものなんていらない。
でも、そうも言ってられない。
これは甘えだ。
変わらないものなんてないよ。
変わりたくなくても変わってく。
『いつもどおり』だからやってこれてたのに、変わってしまうのは、これもまた一つのさよなら。
『syrup16g』を聴きながらこれを書いてたんだけど、これって卒業アルバムみたいなアルバムだな。
収められた写真のどれも、みんな大抵笑顔でさ。
取り繕ったものもたくさんあってさ。
さよならを、終わりを前提に作られた笑顔のアルバムってさ、ちょっとだけ虚しくて寂しくて、でもやっぱり笑顔なんだね。
さよならするのが分かってるから、だから笑顔でいようって思うのかもしれない。
最後に泣いてたら、悲しいだけだもん。
あの日のライブで、最後には笑顔だったのって、そういう理由もあるのかな。
『あなたも素晴らしい日々であるように』
この歌詞に、ありがとうって思う。
4月から結婚を前提に新しく生活を始める、大好きな友人。
もう、会えないけど、どうか幸せに。
どうか元気で、普通の毎日を送ってくれたら、私は幸せです。
春が寂しいの、私はとてもよくわかる。
新しいものに踏み出すことがとても怖いって、私はよくわかる。
変わってしまうことの怖さとか不安とか、いつも私はそれで頭がいっぱいだから。
ちっぽけだなあって思って自分を責めてしまう気持ちがよくわかる。
だからあなたの傍に居たいと思ったんです。
何にも出来ないけれど、一緒に居たいって思うから。
だから、気が向いたらでいいから、呼んでください。
多分、鴨川沿いの桜は今週末には散り始めてしまう。
また春になったら、たくさんのことを思い出すんだろう。
色んな思いを抱えて、新しく始める季節、みんな元気だったらいいな。
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