×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
友人たちからの話も含めて、まとめようと思います。(友人たちとは席の位置が違うので、違う角度からの様子も載せたいと思いまして・・・)
書き方がややこしくなってしまうので私視点でまとめてしまいますが、その辺り了承お願いします。
非常にざっくばらんな感じに、言葉に出来る部分だけを書くのでまとまりがないと思いますが。
勘違いしてる部分もあるはずなので、後で訂正するところもあると思います・・・
この日のSEはシロップだった。
私が会場内に入ったときはCopyが流れてた。(フリースローもかかってたのかな?)
土曜日が聴こえると、会場の空気ががちょこっと張り詰める。
土曜日なんかくるはずないよって言ってるお客さんも結構居ました。
SEはアルバム『クーデター』に変わった。
神カルでSEが止まり、客電が落ち、一斉に立ち上がるお客さんたち。(2階スタンドでは座って聴いている人も結構いたみたいですが、私の周り、東スタンドはみんな立ち上がってた)
北西スタンドの下に位置したメンバー出入り口に照明が点いた。
大きな拍手とともに、メンバーがお辞儀をしながらステージに上がった。
五十嵐が、大きく息を吐いて曲が始まった。
きこえるかい。
いつの間にか ここはどこだ
この歌詞から始まる曲は、武道館でライブをするまでになってしまったシロップを象徴しているかのようだった。
無効の日。これはベースラインが前に出る曲なので、ギターとのバランスがちょいと崩れていた。
弾いてるコードは合ってたけど、音量のバランスが悪かったのかとちったように聴こえた。
生活、神カル。
生活のギターソロ、微妙にとちっていたけど、チョーキングで何とか取り持つ。
神カルでの「おい!」無し。
I.N.Mはやたらと五十嵐が走ってた。
バスドラの音が会場に反響して、裏打ちみたいになってしまっていた。
確かにリズムは取りにくかった。
逃げたいキレたい~や何か正しい~のフレーズの部分で、このギターの走りが強かった。
アウトロになって、元のリズムに戻る、という感じ。
Anything~、びみょーにあやふやなところがあったかな・・・?
そしてイエロウ、月になって。
負け犬のイントロをとちる。
「負け犬だけに」と本日初めて曲以外に口を開く五十嵐。
会場は苦笑が漏れ(悪い意味の笑いではなく、らしいなあ・・・という微笑ましさのある笑いでした)、拍手が起こる。
がんばれーと叫ぶ人もちらほら。一瞬だけ、会場の張り詰めた緊張が和らいだ。
希望は1カポほどキーを上げてたように感じた。(希望はカポなし曲だと思うので、上げる必要というのがよく分からないけど)
微妙に歌いづらそうだった。END ROLLツアーのときの、ハミングバードのような状態。
出だしの音を掴んでからは、メロが揺れることはなし。
照明が暗くなり、リズム隊二人はステージからはける。
五十嵐だけがステージに残り、アコギを持ちセンチメンタルと明日を落としても。
全てコードオンリー、ソロを弾くことは無かった。
明日を落としてもの途中の空白で、もう曲が終わったと勘違いした方が拍手。
これはさすがに残念でした。
ギターをヴァンザントのストラトに持ち替えてる間に、リズム隊二人がステージに戻る。
もったいない、生きたいよ、途中の行方。
ex.人間では3人でイントロの「ハ~ァ~」のコーラス。
マキリンが一番下、五十嵐が真ん中、大樹ちゃんが上の音。
元人間が終わり、少しの空白、そして正常。
大樹ちゃんとマキリンが向かい合っていたような気がする。確か、大樹ちゃんは頭でシンバルを頭突きするような感じの仕草をしてて、それをマキリンが見てた、というような。
そこからベースの出だし一発目の音を、体を思いっきり前に揺らすようにして弾き始めた。
途中、大樹ちゃんのドラムスティックが折れるハプニング発生。
後半からのこの二人のテンションは凄まじいものがあった。
はじく様にベースを弾くマキリン、あんな弾き方は(もちろん、テクとしてじゃなく、感情をぶつけるような、という意味で)初めてなはずです。
倒れてしまいそうになりながら、メンバーの方を向きながら、五十嵐はギターを弾いていた。
正常から会場の雰囲気が変わった。
正常のあと、初めてMCらしいMC。
何を言ってるのか、舌足らずでわからんよ五十嵐。
「ぶっ壊れてきた、もう終わっちゃうんだぜ・・・くそっ」
というような内容でした。細部は上手く聞き取れなかった。
ギターをテレキャスシンライン(多分そうだと思われる)に持ち替え、パープルムカデ。
畳み掛けるように天才とソドシラソ。BPMも若干速め。
天才の「おい!」は無し。
負け犬のソロではミスをごまかすそぶりが見られたけど、この天才ではきっちりソロ弾いてた。
去年の6月野音では、全部サポートの青木裕に任せっきりにしてたというのに。
MHKで五十嵐が言った、「もう甘えていられないな、と思って」って言葉の表れだと思った。
Sonic~はマキリンのベースから入る曲。
イントロが始まって、五十嵐はエフェクターをちょこっといじって軽く音を確かめるようにフレーズを弾く。
NHKのときはエフェクターの調子が悪かったのか、フレーズを弾いてはエフェクターをいじりを繰り返し、最終的には大樹ちゃんにシンバルを叩かれ、半ば急かされるようにしてギターを弾き始めたのだけど、この日は上手くいってた。
あと、どの曲だったか区別がつかないのですが、曲の終わり、最後のジャーン!4連で、五十嵐はピックを落とす。
じゃーん!じゃーん!・・・!!じゃーん!てなってました。
最後のじゃーん!は爪で弾いてた。
弾き終わった後、慌ててマイクスタンドからピックを取ってました。
クーデターの前に、なにやら歌詞をつけて歌っていた。歌詞は聞き取れず。
クーデター~空をなくす、リアルの流れで会場が最高潮。
大樹ちゃんの「ロックンロール!!!!」に、お客さんみんなイエー!って叫んで、腕を上げる人がたくさんいたし、私も自然と両腕が上がっていた。
本編終了、アンコール待ちの拍手。
大きい会場だからばらつきもしたけれど、拍手が揃ったときは鳥肌が立った。
ライブTシャツに着替えて3人が出てきた。
五十嵐が黒、大樹ちゃんが白、マキリンは遠すぎてわからず・・・
どのTシャツだったんだろう・・・変態Tも着たんだろうか?
アンコールからは、これが最後のライブだと象徴するかのような曲が多かった。
さくらはピンクと緑の照明を使っていて、桜をイメージしたのかもしれない。
音源化されたこともあり、アルバムのアレンジを多少加えていた。
「笑い転げて~」と「さよなら~」の間の間奏というか、ギターフレーズというか、それはアルバム通りのアレンジ。
ニセモノのイントロも、アルバムアレンジを意識したものになっていたと思う。
ニセモノが終わったあと、誰かが「あんたはホンモノだよ!」って叫んだ。
次に新曲。
正確な歌詞がわからない・・・
他のどの曲と比べても、演奏があやふやだった。
急遽決まったかのだろうかと思ってしまう。
この曲もまた、アルバム『syrup16g』のようなイメージを持つ曲だった。
大樹ちゃんがカンカン!とスティックを鳴らして始まったイマジネーション、五十嵐本日最大のミス。
さあ終わりにしよう 何もかも そこから何かが始まるさ
と、この武道館ライブの集大成的な意味合いの強い曲、最後の最後にミス。
「イマジネーション名前を突き抜けてく」
名前じゃないよ体だよ!!!
多分、誰もが突っ込みたくなったんだろうと思う。
私は、それさえも、らしいなあと思った。
シーンスルーは3人が楽しむように、ただ只管に音をぶつけていた。
五十嵐の声は、最後、ちょっとだけ泣いているように聴こえた。
メンバーがステージからはけて、すぐさまアンコールの拍手。
NHKホールのときと同じく、五十嵐が大樹ちゃんにおんぶされて登場。
五十嵐は非常にぐったりした状態で、大樹ちゃんは軽く小走り。
本当にぐったりしてた。ここまででも相当な曲数をこなしているから。
会場は笑いと拍手。
ポーンとベースが鳴ってシーワズ~。
ドラムが鳴って、ベースが鳴って、ギターが鳴って、ラクダ。
これがめちゃんこかっこよかった。全身全霊を叩き込むみたいな演奏だった。
でも、間奏のタメの部分の一回目はドラムとギターが合ってなかったような。
二回目は五十嵐が大樹ちゃんの方を向いて、きっちり。
真空で、イントロのギターをじらす五十嵐。
武道館だからなのかな、本当ならいつもなら、うおおおおって声がたくさん上がるのだけど。
そして最後のアンコール。
会場を見渡して、大樹ちゃんが「凄いね」と言った。
それに五十嵐が「(人が埋まるか)心配だったけど・・・」と応えた。
拍手が鳴り止み会場が静まってMC。
「明日は来ないね。終わってしまうね。????プレイヤーから明日を歌った曲があります。これからもよかったら聴いてください。次の曲も明日を歌った曲です」
所々聞こえない部分があったけれど、こんな感じだった。
そして翌日。
シーンスルー同じく、ちょっと涙ぐんでるような声だった。上ずっているような。
もう終わってしまうと思った。まだ終わって欲しくないと思った。
翌日のアウトロの部分。
「明日になってしまう 誰も止められない」というような歌詞を歌っていた。
「じゃあ・・・メンバー紹介しよっか」と五十嵐が口を開いた。
「オン・ドラムス、中畑大樹」
言われて、大樹ちゃんは立ち上がって腕を上げた。
「スーパーベーシスト、キタダマキ」
マキリンは会場の色んな方向に体を向けて、腕を上げて手を振っていた。
「そして、今日も???で(今日も今日とて?)駄目な俺は、五十嵐隆と申します。・・・あんまり酷いこといわないでね」
めちゃんこ訛ってたので、聞き取れなかった。
お客さんは大きな拍手を送って、中には名前を叫ぶ人もいた。
最後はReborn。
Rebornの最後に客電が全て点灯し、それまで暗かった視界が一気に開けるように真っ白になった。
全ての曲が終わって、メンバーはステージの真ん中へ並んだ。
五十嵐は二人の間、真ん中に立つことを嫌がっていたけれど、大樹ちゃんがどぞどぞみたいなジェスチャーで五十嵐を真ん中に誘った。
3人が手を繋いで万歳して、頭を下げた。
バックスタンドのお客さんのためにも、後ろを振り返って、またお辞儀。
このとき五十嵐はバックスタンドのみなさんに気づかず(というより、もういっぱいいっぱいだった、という方が近いと思われる)ステージを去ろうとしたので、マキリンが五十嵐の肩を叩いて、こっちも!というような感じで、お辞儀を促していた。
みんな、大きな拍手をして、あちこちから「ありがとう」という声が聴こえた。
マキリンからステージをはける3人。
大樹ちゃんは最後までお客さんに手を振っていた。
で、ステージからトンって飛び降りるような感じでステージから去った。
もう、ありがとうしか言えんだろ・・・
「以上を持ちまして本日の公演は~」というアナウンスが流れたとき、また大きな拍手が起こった。
そして、会場にはCD音源のRebornが流れた。
五十嵐の声は本当に綺麗だった。
ハモリを入れてないのにもかかわらず、ハモっているように聴こえる声。
え?と思って大樹ちゃんの方を見ても、コーラスしてない。
エコーが強くなればなるほど、倍音が聴こえる。
本当に大好きなボーカリストです。ありがとう。
武道館。曲の終わりには、必ず拍手が起こった。
残りの曲数が少なくなってくると、色んな方向から「ありがとう」という声が聞こえた。
本当に、素晴らしいライブだったと思う。
それは技術的なものではなく。(演奏のミスが目立つライブだったので、文章にしてしまうと荒さばかりが強調されてしまうのが悲しい)
全然、完璧なライブではなかった。
最後のほうなんて五十嵐はフラフラで、MCも舌っ足らずで何言ってるかわからなくて。
でも、伝わったものは確かにありました。
メンバーの気持ちが会場全体に伝わるような、凄まじい思いがこもったライブだった。
ライブが終わった後、泣いてる人がいるんじゃないかと思ったけれど、泣いている人はあんまりいなかった。
私もだけれど、終演後、涙は出なかった。
なんというか、とても清清しい気持ちだった。
悲しいけれど、とても楽しかった。
「ありがとう」という言葉が全てだった。
いいライブでした。一生忘れることはないです。
ありがとう、syrup16g。
書き方がややこしくなってしまうので私視点でまとめてしまいますが、その辺り了承お願いします。
非常にざっくばらんな感じに、言葉に出来る部分だけを書くのでまとまりがないと思いますが。
勘違いしてる部分もあるはずなので、後で訂正するところもあると思います・・・
この日のSEはシロップだった。
私が会場内に入ったときはCopyが流れてた。(フリースローもかかってたのかな?)
土曜日が聴こえると、会場の空気ががちょこっと張り詰める。
土曜日なんかくるはずないよって言ってるお客さんも結構居ました。
SEはアルバム『クーデター』に変わった。
神カルでSEが止まり、客電が落ち、一斉に立ち上がるお客さんたち。(2階スタンドでは座って聴いている人も結構いたみたいですが、私の周り、東スタンドはみんな立ち上がってた)
北西スタンドの下に位置したメンバー出入り口に照明が点いた。
大きな拍手とともに、メンバーがお辞儀をしながらステージに上がった。
五十嵐が、大きく息を吐いて曲が始まった。
きこえるかい。
いつの間にか ここはどこだ
この歌詞から始まる曲は、武道館でライブをするまでになってしまったシロップを象徴しているかのようだった。
無効の日。これはベースラインが前に出る曲なので、ギターとのバランスがちょいと崩れていた。
弾いてるコードは合ってたけど、音量のバランスが悪かったのかとちったように聴こえた。
生活、神カル。
生活のギターソロ、微妙にとちっていたけど、チョーキングで何とか取り持つ。
神カルでの「おい!」無し。
I.N.Mはやたらと五十嵐が走ってた。
バスドラの音が会場に反響して、裏打ちみたいになってしまっていた。
確かにリズムは取りにくかった。
逃げたいキレたい~や何か正しい~のフレーズの部分で、このギターの走りが強かった。
アウトロになって、元のリズムに戻る、という感じ。
Anything~、びみょーにあやふやなところがあったかな・・・?
そしてイエロウ、月になって。
負け犬のイントロをとちる。
「負け犬だけに」と本日初めて曲以外に口を開く五十嵐。
会場は苦笑が漏れ(悪い意味の笑いではなく、らしいなあ・・・という微笑ましさのある笑いでした)、拍手が起こる。
がんばれーと叫ぶ人もちらほら。一瞬だけ、会場の張り詰めた緊張が和らいだ。
希望は1カポほどキーを上げてたように感じた。(希望はカポなし曲だと思うので、上げる必要というのがよく分からないけど)
微妙に歌いづらそうだった。END ROLLツアーのときの、ハミングバードのような状態。
出だしの音を掴んでからは、メロが揺れることはなし。
照明が暗くなり、リズム隊二人はステージからはける。
五十嵐だけがステージに残り、アコギを持ちセンチメンタルと明日を落としても。
全てコードオンリー、ソロを弾くことは無かった。
明日を落としてもの途中の空白で、もう曲が終わったと勘違いした方が拍手。
これはさすがに残念でした。
ギターをヴァンザントのストラトに持ち替えてる間に、リズム隊二人がステージに戻る。
もったいない、生きたいよ、途中の行方。
ex.人間では3人でイントロの「ハ~ァ~」のコーラス。
マキリンが一番下、五十嵐が真ん中、大樹ちゃんが上の音。
元人間が終わり、少しの空白、そして正常。
大樹ちゃんとマキリンが向かい合っていたような気がする。確か、大樹ちゃんは頭でシンバルを頭突きするような感じの仕草をしてて、それをマキリンが見てた、というような。
そこからベースの出だし一発目の音を、体を思いっきり前に揺らすようにして弾き始めた。
途中、大樹ちゃんのドラムスティックが折れるハプニング発生。
後半からのこの二人のテンションは凄まじいものがあった。
はじく様にベースを弾くマキリン、あんな弾き方は(もちろん、テクとしてじゃなく、感情をぶつけるような、という意味で)初めてなはずです。
倒れてしまいそうになりながら、メンバーの方を向きながら、五十嵐はギターを弾いていた。
正常から会場の雰囲気が変わった。
正常のあと、初めてMCらしいMC。
何を言ってるのか、舌足らずでわからんよ五十嵐。
「ぶっ壊れてきた、もう終わっちゃうんだぜ・・・くそっ」
というような内容でした。細部は上手く聞き取れなかった。
ギターをテレキャスシンライン(多分そうだと思われる)に持ち替え、パープルムカデ。
畳み掛けるように天才とソドシラソ。BPMも若干速め。
天才の「おい!」は無し。
負け犬のソロではミスをごまかすそぶりが見られたけど、この天才ではきっちりソロ弾いてた。
去年の6月野音では、全部サポートの青木裕に任せっきりにしてたというのに。
MHKで五十嵐が言った、「もう甘えていられないな、と思って」って言葉の表れだと思った。
Sonic~はマキリンのベースから入る曲。
イントロが始まって、五十嵐はエフェクターをちょこっといじって軽く音を確かめるようにフレーズを弾く。
NHKのときはエフェクターの調子が悪かったのか、フレーズを弾いてはエフェクターをいじりを繰り返し、最終的には大樹ちゃんにシンバルを叩かれ、半ば急かされるようにしてギターを弾き始めたのだけど、この日は上手くいってた。
あと、どの曲だったか区別がつかないのですが、曲の終わり、最後のジャーン!4連で、五十嵐はピックを落とす。
じゃーん!じゃーん!・・・!!じゃーん!てなってました。
最後のじゃーん!は爪で弾いてた。
弾き終わった後、慌ててマイクスタンドからピックを取ってました。
クーデターの前に、なにやら歌詞をつけて歌っていた。歌詞は聞き取れず。
クーデター~空をなくす、リアルの流れで会場が最高潮。
大樹ちゃんの「ロックンロール!!!!」に、お客さんみんなイエー!って叫んで、腕を上げる人がたくさんいたし、私も自然と両腕が上がっていた。
本編終了、アンコール待ちの拍手。
大きい会場だからばらつきもしたけれど、拍手が揃ったときは鳥肌が立った。
ライブTシャツに着替えて3人が出てきた。
五十嵐が黒、大樹ちゃんが白、マキリンは遠すぎてわからず・・・
どのTシャツだったんだろう・・・変態Tも着たんだろうか?
アンコールからは、これが最後のライブだと象徴するかのような曲が多かった。
さくらはピンクと緑の照明を使っていて、桜をイメージしたのかもしれない。
音源化されたこともあり、アルバムのアレンジを多少加えていた。
「笑い転げて~」と「さよなら~」の間の間奏というか、ギターフレーズというか、それはアルバム通りのアレンジ。
ニセモノのイントロも、アルバムアレンジを意識したものになっていたと思う。
ニセモノが終わったあと、誰かが「あんたはホンモノだよ!」って叫んだ。
次に新曲。
正確な歌詞がわからない・・・
他のどの曲と比べても、演奏があやふやだった。
急遽決まったかのだろうかと思ってしまう。
この曲もまた、アルバム『syrup16g』のようなイメージを持つ曲だった。
大樹ちゃんがカンカン!とスティックを鳴らして始まったイマジネーション、五十嵐本日最大のミス。
さあ終わりにしよう 何もかも そこから何かが始まるさ
と、この武道館ライブの集大成的な意味合いの強い曲、最後の最後にミス。
「イマジネーション名前を突き抜けてく」
名前じゃないよ体だよ!!!
多分、誰もが突っ込みたくなったんだろうと思う。
私は、それさえも、らしいなあと思った。
シーンスルーは3人が楽しむように、ただ只管に音をぶつけていた。
五十嵐の声は、最後、ちょっとだけ泣いているように聴こえた。
メンバーがステージからはけて、すぐさまアンコールの拍手。
NHKホールのときと同じく、五十嵐が大樹ちゃんにおんぶされて登場。
五十嵐は非常にぐったりした状態で、大樹ちゃんは軽く小走り。
本当にぐったりしてた。ここまででも相当な曲数をこなしているから。
会場は笑いと拍手。
ポーンとベースが鳴ってシーワズ~。
ドラムが鳴って、ベースが鳴って、ギターが鳴って、ラクダ。
これがめちゃんこかっこよかった。全身全霊を叩き込むみたいな演奏だった。
でも、間奏のタメの部分の一回目はドラムとギターが合ってなかったような。
二回目は五十嵐が大樹ちゃんの方を向いて、きっちり。
真空で、イントロのギターをじらす五十嵐。
武道館だからなのかな、本当ならいつもなら、うおおおおって声がたくさん上がるのだけど。
そして最後のアンコール。
会場を見渡して、大樹ちゃんが「凄いね」と言った。
それに五十嵐が「(人が埋まるか)心配だったけど・・・」と応えた。
拍手が鳴り止み会場が静まってMC。
「明日は来ないね。終わってしまうね。????プレイヤーから明日を歌った曲があります。これからもよかったら聴いてください。次の曲も明日を歌った曲です」
所々聞こえない部分があったけれど、こんな感じだった。
そして翌日。
シーンスルー同じく、ちょっと涙ぐんでるような声だった。上ずっているような。
もう終わってしまうと思った。まだ終わって欲しくないと思った。
翌日のアウトロの部分。
「明日になってしまう 誰も止められない」というような歌詞を歌っていた。
「じゃあ・・・メンバー紹介しよっか」と五十嵐が口を開いた。
「オン・ドラムス、中畑大樹」
言われて、大樹ちゃんは立ち上がって腕を上げた。
「スーパーベーシスト、キタダマキ」
マキリンは会場の色んな方向に体を向けて、腕を上げて手を振っていた。
「そして、今日も???で(今日も今日とて?)駄目な俺は、五十嵐隆と申します。・・・あんまり酷いこといわないでね」
めちゃんこ訛ってたので、聞き取れなかった。
お客さんは大きな拍手を送って、中には名前を叫ぶ人もいた。
最後はReborn。
Rebornの最後に客電が全て点灯し、それまで暗かった視界が一気に開けるように真っ白になった。
全ての曲が終わって、メンバーはステージの真ん中へ並んだ。
五十嵐は二人の間、真ん中に立つことを嫌がっていたけれど、大樹ちゃんがどぞどぞみたいなジェスチャーで五十嵐を真ん中に誘った。
3人が手を繋いで万歳して、頭を下げた。
バックスタンドのお客さんのためにも、後ろを振り返って、またお辞儀。
このとき五十嵐はバックスタンドのみなさんに気づかず(というより、もういっぱいいっぱいだった、という方が近いと思われる)ステージを去ろうとしたので、マキリンが五十嵐の肩を叩いて、こっちも!というような感じで、お辞儀を促していた。
みんな、大きな拍手をして、あちこちから「ありがとう」という声が聴こえた。
マキリンからステージをはける3人。
大樹ちゃんは最後までお客さんに手を振っていた。
で、ステージからトンって飛び降りるような感じでステージから去った。
もう、ありがとうしか言えんだろ・・・
「以上を持ちまして本日の公演は~」というアナウンスが流れたとき、また大きな拍手が起こった。
そして、会場にはCD音源のRebornが流れた。
五十嵐の声は本当に綺麗だった。
ハモリを入れてないのにもかかわらず、ハモっているように聴こえる声。
え?と思って大樹ちゃんの方を見ても、コーラスしてない。
エコーが強くなればなるほど、倍音が聴こえる。
本当に大好きなボーカリストです。ありがとう。
武道館。曲の終わりには、必ず拍手が起こった。
残りの曲数が少なくなってくると、色んな方向から「ありがとう」という声が聞こえた。
本当に、素晴らしいライブだったと思う。
それは技術的なものではなく。(演奏のミスが目立つライブだったので、文章にしてしまうと荒さばかりが強調されてしまうのが悲しい)
全然、完璧なライブではなかった。
最後のほうなんて五十嵐はフラフラで、MCも舌っ足らずで何言ってるかわからなくて。
でも、伝わったものは確かにありました。
メンバーの気持ちが会場全体に伝わるような、凄まじい思いがこもったライブだった。
ライブが終わった後、泣いてる人がいるんじゃないかと思ったけれど、泣いている人はあんまりいなかった。
私もだけれど、終演後、涙は出なかった。
なんというか、とても清清しい気持ちだった。
悲しいけれど、とても楽しかった。
「ありがとう」という言葉が全てだった。
いいライブでした。一生忘れることはないです。
ありがとう、syrup16g。
PR
羊にコメントする